クラウドPBXを導入するメリット

クラウドPBXを導入するメリット

企業が導入しているクラウドPBXには、便利な機能が搭載されています。
クラウドPBXは外部からの電話を転送するクラウド型の構内交換機で、様々なメリットを持ちます。
従来の構内交換機とは異なり、工事が不要で導入コストも安価です。
クラウドPBXを導入すると、内線通話が全て無料になります。
インターネット上の管理画面でメンテナンスを実施でき、システムを連携すれば業務の効率化を図れます。
最近は日本でもテレワークを推進する企業が増えていますが、クラウドPBXはテレワークでも活躍しています。
個人向けの端末が不要で、プライベートで使っているスマートフォンでもビジネス用の通話が可能です。
サービスの選択によりチャットやビデオ会議の機能も利用できます。
システムの環境はサービスを提供している会社側で構築されているので、事前の確認が必要です。
クラウド型のサービスは数が多いため、自社の条件に合うシステムを絞り込んで検討します。

クラウドPBXで考えておくべきデメリット

クラウドPBXはメリットが揃っている一方、デメリットも存在します。
クラウドPBXのデメリットの中でも代表的なものは、固定費用の発生や発信者番号の存在、導入時の電話番号を変更の可能性などでしょう。
クラウドPBXは月々決められた費用が請求されることが多く、固定費用が発生してしまいます。
クラウドタイプのサービスであり、サブスクリプションとして月々の費用が発生する点には十分な注意が必要です。
また、クラウドPBXは一部の電話番号に発信ができません。
発信できない番号は050のIP電話や光固定電話などです。
インターネットを利用した固定電話との相性についても理解しておきましょう。
企業で利用する電話番号は市外局番付きのものを使用するのが通例ですが、IP電話タイプのサービスの場合は050の番号を新規で取得して利用する必要があります。
取引先と頻繁にやり取りをする企業などは、電話番号変更通知する手間などがかかることになります。